ウェブで買えないものなんかなくなった。ただ,商品を探しだすまでが面倒と云えば面倒。ウェブショップのための「東京ウォーカー」を角川書店が出すのは,いつかな?
米国アップル社が10月23日に発売するマックOS 9の目玉ソフト「シャーロック2」に,米国イーベイ社が反発している。シャーロック2は,イーベイやアマゾン・コム,MSNなど主要な電子商取引ウェブサイトやオークション・サイトを横断して商品を列挙する。ユーザーはイーベイのサイトを訪れることなく,商品を検索し,価格や,入手可能かどうかを調べることができる。イーベイ社は他のオークション検索エンジンにも掲載中止を申し入れており,アップル社にも連絡をとっているという。
イーベイは,オークションサイトのなかでトップの座を維持している。面白いネタもいくつかあって,臓器が売りに出されたり,赤ん坊が売りに出されたり…(過去記事)。シャーロックの機能はきっととても便利だろう。どこで買えば一番安くていいものが手に入るかが,商品名を入れてボタンを押すだけでわかってしまう。記事中にもあるが,MSもブラウザに似たような機能を当然つけてくるだろうことは予想される,その便利さに魅せられて。
日本でも,大手で初めて,Yahoo!Japanオークションを始められた。その中には,あの発売後20分で売り切れたアイボ君も売りに出されている(ここ)。きっと思わず欲しいと思ってしまう商品が必ずある。または手元に売りに出したい商品があるかもしれない。買い物はウェブで,そしてそのナビゲーション役をめぐる争いも熾烈になりそうだ。
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